スタッフブログ
お菓子でむし歯になりやすい?
2021.02.04
こんにちは。院長の天海です。
2月といえば印象的なのはバレンタイン。
近年では女性が渡す「本命チョコ」や
「義理チョコ」の他にも、
友だちにあげる「友チョコ」
家族にあげる「ファミチョコ」
男性が女性にあげる「逆チョコ」など、
プレゼントするチョコにも
色々な種類があるようです。
お店に並ぶ色んなチョコを見ていると、
ついつい自分のために
「マイチョコ」も買ってしまう……
という方も多いのではないでしょうか?
そんなチョコレートを食べる機会の多い2月ですが、
皆さまのイメージする通り
「砂糖の多い食べ物」にはむし歯の危険性があります。
しかし、なぜ砂糖の多い食べ物に
そういった危険性があるのでしょう?
実は、たとえむし歯がなくても
お口にはミュータンス菌を始めとした
「むし歯菌」が住みついていることがあります。
そして、この「むし歯菌」は
砂糖をエサにして歯垢(プラーク)を形成し、
酸で歯を溶かし続けるようになります。
すると、やがて歯に穴があき
むし歯になってしまいます。
私たちが好きな「お菓子」、
特に、砂糖の多いお菓子ほど
むし歯菌にとっても大好物というわけですね。
そこで、そんな「要注意なお菓子たち」を
危険度順にご紹介したいと思います。
むし歯の危険度「低」
・砂糖不使用のおせんべい
・クラッカー
・ポテトチップス
・スナック菓子 など
砂糖が使われておらず、
口に含んでいる時間も短いため
むし歯になる危険性は比較的低いと言えます。
むし歯の危険度「中」
・ケーキ
・シリアル
・アイスクリーム など
こちらは先ほどのお菓子より
さらに要注意。
これらには砂糖が使われているため
むし歯菌の好物ではあります。
しかし、
サクサク・パリパリとして食べやすかったり
すぐに溶けてしまう、など
口に含んでいる時間が短いため
危険度はやや低いです。
そして、お菓子の中でも
とくにむし歯になりやすいのが…
むし歯の危険度「高」
・チョコレート
・クッキー
・和菓子 など
砂糖が多く使われ、
食べ終わるまで時間がかかり、
歯にくっつきやすい!という、
むし歯菌が繁殖するには
もってこいのお菓子です。
とはいえ!
糖分が一切入っていないお菓子を探すのは大変ですし、
好きなお菓子を気にせず食べたいものですよね。
そこで大切なのは、
糖分がお口の中にある時間を短くすること。
つまり、だらだら食べ続けないことです。
食べる時間をしっかり決めれば、
食べてない間に歯が再生(再石灰化)し、
むし歯になりにくい口内環境となります。
加えて、毎日の歯みがきももちろん効果的!
これらにちょこっと気をつけていただき、
お菓子を楽しみながら むし歯知らず
を目指してくださいね!
ちなみに、
チョコレートの中にはなんと、
むし歯予防に効果がある
「キシリトールチョコレート」
というものもあります。
むし歯になりやすいお子さまや、
大切な方へのプレゼントにいかがでしょうか。
あまがい歯科医院
〒346-0024 埼玉県久喜市北青柳1011−1
TEL:0480-21-8811
URL:https://www.amagaishika.com/
Googleマップ:https://g.page/amagai-shika?gm
お盆期間中の休診日
2017.08.12
8月13日(日)~17日(木)は
休診させていただきます。
12日は通常診療です。
年末年始休暇のお知らせ(12月30日~1月4日)
2016.12.29
久喜市のあまがい歯科医院です。
今年も多数のご来院、ありがとうございました。
2016年12月30日から2017年1月4日まで休診いたします。
1月5日より通常通り診療いたします。
来年もよろしくお願いいたします。
夏季休暇のお知らせ(8月11日~15日)
2016.08.10
久喜市のあまがい歯科医院です。
いつも当院をご利用いただきありがとうございます。
8月11日から8月15日まで夏季休暇のため休診いたします。
よろしくお願いいたします。
国際歯周内科学研究会認定医を目指しています 【2016.03.17】
2016.03.17
今日は国際歯周内科学研究会認定医取得のための講習会に参加してきました。
東京八重洲ホールまで行ったのですが、電車だと久喜から東京駅まで1時間かからず行けるので便利でした。
歯周病は人類史上最も感染者数の多い感染症とされ、ギネス・ワールド・レコーズにも載っているほどです。
近年、歯周病と全身疾患の関連がいろいろと分かってきており、
健康寿命の延伸の観点 からも歯周病の根絶が待たれるところです。
歯周病の原因はプラーク中などの細菌による感染症と言われていますが、
宿主(患者さん)の 免疫応答の違いにより発症や進行が異なってきます。
それに咬合などの口腔内環境が絡みリスクファクターとなっています。
歯周病がある程度進行すると歯槽骨(歯を支えている骨)の吸収(溶けてなくなること)が起こり、
歯周ポケット(歯と歯肉の間のすきまが深くなる)が形成されます。
従来の歯周病治療は検査として歯周ポケット測定を行い、その後スケーリング(歯石除去)、
SRP(ポケット内根面の清掃)、歯周外科等を行うというものです。
しかしここで問題が二つあります。
近年、歯周病の原因菌がわかってきており、その菌を検出する検査かできます。
問題の一つ目は従来の治療法だけでは治療後も菌叢を変えられないこと、
つまり歯周病原因菌を除菌しきれないことです。
もうひとつは、細菌が多い状態でスケーリング等を行うことにより菌血症を
引き起こす 可能性があるということです。
少々難しい話になりますが、菌血症とは血液中に細菌が認められる状態をいいます。
人体は少数の細菌であればすぐに排除することができるので、一時的な菌血症で症状が
起こることはめったにありませんが、健常者でない場合リスクが高まることも考えられます。
歯周病治療以外も同様ですが、やはりお口の中の細菌を減らしてから スケーリング等を
行うべきかと考えられます。
歯周内科治療ではまず位相差顕微鏡にて菌の状態を確認します。
最近では歯周病関連菌の数を特定できるリアルタイムPCR検査が確立されていますので、
中等度以上の歯周病の場合はPCR検査と除菌が必要と考えます。
国際歯周内科学研究会の理念は『歯周内科治療を世界に広め、ペリオのない社会を実現する』です。
私ももっと勉強して歯周病を減らす力になりたいと考えています。
歯周病は予防が第一、罹患してある程度進行している場合は除菌とメンテナンスが重要だと思います。
スタディグループ「ソクラテスの会」定例会に参加してきました 【2016.03.06】
2016.03.07
3月6日、浅草橋で行われた上記勉強会に参加してきました。
このスタディグループはインプラント関連の勉強会です。
私がインプラント治療を行うのはケースによってはインプラント治療が
ベストな選択だと考えるものがあるからです。
ひとつは、インプラントによって咬合の安定が得られ口腔内を長期的に良い状態に
維持できると考えられる場合です。
義歯では残念ながら残存市の寿命が短くなることがほとんどです。
もうひとつは健康な歯を削りたくない場合。ブリッジではときに全く健康な歯を
削らなければならないことがあります。
私がインプラント治療を行う上で考えるのは安全性と長期安定性です。
ソクラテスの会の代表で在らせられる水口先生は多数の講習会を行っており、
先進的な技法で安全に難症例をこなされています。
今日のメインテーマの一つも安全に関するものでした。
懇親会にも参加し有意義な一日でした。
埼玉県歯科医学大会に参加してきました 【2016.02.08】
2016.02.08
2月7日、浦和ロイヤルパインズホテルにて埼玉県歯科医学大会がありました。
一般講演、特別講演のほかに別室ではポスター討論や
ブースにて治療機器・機材の出展があるなどにぎやかでした。
2016年は1月5日より診療いたします 【2015.01.03】
2016.01.03
明けましておめでとうございます。
昨年はたくさんの方にご来院いただき有難うございました。
超高齢社会に向け、健康寿命の延伸が重要と言われています。
お口の健康から全身の健康維持に貢献できるよう今年も頑張りたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
今日は東京八重洲ホールでのセミナーに参加してきました 【2015.11.29】
2015.11.29
忙しさにかまけて久しぶりのブログ更新になってしまいました。
こんばんは、久喜市のあまがい歯科医院院長の天海です。
今日は、『「ヒアルロン酸・ボツリヌス・ダ―マペン・成長因子・りんかく矯正注射」-総論編』
というセミナーに参加してきました。
私たちは日常、ブリッジやインプラントあるいは義歯などで失われた歯の治療を
していますが、歯を失うことや加齢によって軟組織にも変化が起きており軟組織への対応も
することでより良い治療ができるという一歩進んだ分野の勉強でした。
この分野の第一線でご活躍の木下径彦より世界レベルでの最新情報をお聞きすることができました。
また、それぞれの手技のデモンストレーションも間近で見学することができました。
無麻酔なのに痛みもなく、みるみるうちに法令線が消えていくのにはビックリしました。
この分野、来年以降も勉強していきたいと思っています。